大塚・巣鴨のバレエは「Hiromi Ballet Studio (ヒロミバレエスタジオ)」

新年早々、今年初のバレエ鑑賞へ行ってきました。

ミハイロフスキー劇場バレエのくるみ割り人形、白鳥の湖、ライモンダの三大バレエのハイライトという超豪華な演目でした。元々は、レニングラード国立バレエでしたが、現地での名称に合わせて今年から変更したとのことでした。

特にお目当ては、ライモンダの吉田都さんの踊りでした。

くるみ割り人形

まずは、第一部のご紹介からです。
バレエの中でも何度見ても飽きないくるみ割り人形。こちらは、金平糖アンナ・クギリナさん。王子はアンドレイ・ヤフニュークさん。
全幕ではないので、初めから二幕のおとぎの国から始まります。でも面白いのは、一幕の曲とそれまでの情景とストーリーをきちんと演じてくれて、なかなか見ない演出でとっても印象に残りました。

金平糖と王子のパドドゥ

ロシア版は、王子以外に何人かいるのが特徴的で、今回は王子以外に四人の王子と金平糖が踊りました。
アクロバティックなリフトが多く、見応え抜群でした。
王子の踊りは、今日は調子が悪かったのかなと思える程でしたが、金平糖のアンナ・クリギナさんのヴァリエーションは、最後まで美しく踊ってくれました。さすが舞台の袖に入って行く後ろ姿までとにかく翻弄されるほどでした。

二部三部に比べて、時間配分も長かったので、他の部より力が入っていたと感じましたし、どのお衣装にもセンスがあり、新鮮な驚きをもたらしてくれるくるみ割り人形でした。