大塚・巣鴨のバレエは「Hiromi Ballet Studio (ヒロミバレエスタジオ)」

8年ぶりに来日したワガノワバレエアカデミーの公演へ行ってきました。
同じ年の生徒を持つ教師として、本場のロシアではどんなふうに教授されているのか、舞台美術、お衣装のセンスなど勉強できかなりいい経験となりました。
演目は、一年生~八年生までの選び抜かれた生徒達が繰り広げるくるみ割り人形。一瞬でその世界にぐっと引き込まれました。
少女マーシャ(クララ)は、二年生ですがとっても可憐に踊っていて、可愛い笑顔がチャームポイントでした。一つ一つ丁寧に基礎に沿って踊っていたのが印象的でした。

そして、主役のマーシャは、足の不調により急遽代役となったエレオノワセブナードさん。まるでおとぎ話から出てきたかのようなお姫様のような容姿。またしっかりと訓練されてきたという完璧な踊りでした。
  

ワガノワ法は、ポールドブラの付け方が優美で目を見張るものがあります。
私の師匠である千賀徳子先生もロシアのボリショイバレエアカデミーのメセル先生についていたので、とにかく幼少の頃は、身体の使い方を重点的にしつこく教授されてきました。
とにかくめちゃくちゃでもいいから周りなさい、踊りなさいという日本の先生が多いかと思いますが、私の師匠の教えの通りきちんとした身体の使い方を出来るよう丁寧にじっくりあせらず教えていきたいと改めて考えさせられた公演でした。
また今週から共にレッスン頑張りましょうね!